『やりたいことは、今すぐにやれ』

Sunday, March 22, 2015

春はもうそこ。早く来てほしいような、待ってほしいような……

●でかけるとき、厚手のコートを着るかどうか、迷う時期。
先週は、ポカポカしていたので、スーツだけででかけたら、雨になって寒くなった。

散歩が楽しい時期でもある。……といっても、時間が限られているので、用事の前後や合間に歩ことを「散歩」とする。

鹿児島の友人がもっていて、いいなと思った『歩く地図 東京散歩』をもって。
東京って地方に住んでいる人のほうが詳しいかも、と思ったりする。

歩く地図 東京散歩 2016
東京駅や銀座、浅草といった定番エリアをめぐるコースや、神田古書店、巣鴨地蔵通りなどの小さな散歩コースを51掲載。すべて実際に歩いて調べた超詳細な地図で散歩がもっと楽しくなる一冊。東京中心部の見所がひと目で分かるワイドマップ付き。成美堂出版編集部 編 価格 972円 (税込)
http://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415112091/

近所がサラリーマン街のため、安くてボリュームのある店が多い。

左は、鯖の味噌煮定食。
ご飯、味噌汁、カレー、うどん、小鉢料理(ひじき、漬物など)は食べ放題で500円なり。
よく行く近所のカフェのモーニングは300円。

学生街だと、もっと価格破壊が起こってるんだろうか。

●髪を15センチほど切った。
これまで、まとめているのがラクだと長くしていたけれど、そんなことにとらわれるのが、つまんなくなって。
あぁ、さっぱり。この機会に、いろいろなものを刷新したくなってくる。

「髪を切りたい!」と強く思ったとき、SNSで一年前に一度だけ会ったスタイリストさんを発見(しかも会ったのはパーティでちょっとだけ)。
「覚えているかなぁ」とドキドキしながら、すぐに連絡をしてみると、ちょうど書店にいて、私の本を探していたところだった、とか。

これぞ「セレンディピティ」。思ったことは、すぐ実行に移すべし……ですね。

●3月は内閣府官房の検討会に、出席する機会が多かった。

先日は、有村女性活躍担当相が「いい本を出されましたね」とふってくださったので、『感情に振りまわされない働く女のお金のルール』の内容を伝える機会をいただいた。
(本の宣伝ではありませぬ……。)

それまで、女性が活躍するために、「自己肯定感」という言葉がキーワードとなっていたこともあり……

女性が「自己肯定感」を高めていくためには、「ひとりの人」として、社会のためにできることをもち、認められることが大事。
この本で伝えたかったのは、「60歳までにコツコツ貯金をするより、60歳から毎月10万円稼げる自分をめざそう!」ということ。
どこかに雇われるだけでなく、これまでのキャリアを生かしたり、得意なことを教えたり、やってきた衣食住に関することを極めたり。5年、10年の準備期間をかければ、「60歳以降、毎月10万」はだれでも可能。
60歳以降の自分を意識して30代40代を生きるのと、考えていないのでは、10年後の生き方、働き方はまったくちがってくる。
といっても、これまでそうでなかったため、60歳以降、働くことに想像力が及ばない。ほとんどは、リスクに陥ってからその対策を考えるが、本当のリスクヘッジは、リスクに陥らないための準備をすること(国としての仕事はここが大事)。

65歳の人口が3分の1になろうとする時代、生涯を通して女性の力を活かすための戦略が必要になる……というようなことをざっくり伝えたのだけれど、伝わっただろうか。

会議が終わったあと、ある国会議員の方が駆け寄ってきて、「興味深い話だった。もう少し聞かせてほしい」と言ってくださったので、少しは伝わったのかもしれない。

経済的にも、「ゆたかな人生」を送るためにも、「自分にはできることがある」と思えるのは心強いのですよ、本当に。女性だけではなく、男性も。

しかし、つくづくありがたいことだと思う。これも「セレンディピティ」で起こったチャンスだった。
日本の女性の生き方や働き方、生活の質を考える戦略会議で、発言の機会をいただいていることに感謝。すべての人に……。

Sunday, March 8, 2015

『ユダヤ人大富豪の教え』と、講演と。



家の用事があって、しばらく鹿児島に帰省していた。
その話はまたにするとして。

東京に戻る前、私は実家の片づけをしていた。
机の上にいつも置いてあった1冊は、本田健さんがいまも無料で配っているという『幸せな小金持ちへの8つのステップ』。
ピラピラとめくるうちに、12年前の気持ちが鮮やかに蘇ってきた。

そうだ。この本に出逢ったとき、私は、会社の事情で仕事を辞めることになっていた。

「これからどうやって生きていこう?」

毎日、そればかりを考えていた。
年齢は30代後半。いばって言えるような専門的なスキルがあるわけでもない。
美人でもなく、若くもない。
冷静に考えると、いい仕事も、いい結婚も、あるようには思えかった。
でも、「そこそこ」の仕事や結婚ならあるんじゃないか。
「そこそこ」のお金で、そこそこに暮らしていけるんじゃないか。
私は「そこそこ」で手を打とうとしていた。

そのとき、出逢ったのが、当時、爆発的に売れていたベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』だ。
本田健という彗星のように現れた著者は、太っ腹にも無料で全国の人びとに小冊子を配っていた。
きっと何千万円、いや、何億円とかかるかもしれない。

こんな人がいるんだろうか?

幸せな小金持ちの定義は「1億円以上の資産をもち、なにもしなくても年に3000万円の収入がある人」。
本田健という人も、30代前半からアメリカで育児中心にセミリタイア生活を送っているという。

本当にそんな人がいるんだろうか???

その本は私にささやいてきた。

「ねぇ。本当に、〝そこそこ〟の人生でいいの? 人生は一度きりしかないのに……」

私のなかには、「そんなのムリに決まってるじゃない」と否定する私と、「いや、もしかしたら、できるかもよ」と、信じてみようとする私がいた。

そして私は、信じるほうを選んみることにした。
私にも、できることがあるかもしれない。お金のために働くのでなく、自分の好きなことをして暮らすことができるかもしれないと……。

―12年後、つまり、いま。
私は本を書くようになっていた。
淡々と、淡々と書いてきてた本はもう30冊以上になる。
好きなことをして、好きな場所に行って、好きな人たちと会って、基本的にはやりたいことだけをやって暮らしている。
いや、本田健という人のところまでは、まだまだ遠い道のりだけれど。
たどり着くことはできないかもしれないけれど……。

さて、東京に戻って、3日後。
デビュー当時からの恩師、櫻井秀勲先生の79+5歳の誕生日と出版社創業2周年を祝うパーティがあり、対談講演をした。

対談の相手は、本田健という人だ。

対談のなかで、私が、「健さんは、私の恩人でした。健さんの本がなければ、私は本を書いていなかった。ずっと忘れていて、3日前に思い出しました」と話したら、
「それは、ずいぶんと恩知らずなヤツだなぁ」
と笑われた。会場も大爆笑。

そう、ちょうど一年前も、本田健さんに会ったのに、私はそれでも思い出せなかった。
本というのは、そんなものかもしれない。
人の心にするりと入ってきて、人生が変わったことさえも、気付かないんだから。
逆に考えると、そんな力がある本というのは、すごいとも思う。

ところで最近、私はお金の本を書いた。
『感情に振りまわされない―働く女(ひと)のお金のルール』は、将来のお金の不安が消える「戦略」を立てよう! お金のためでなく、自分やまわりの人を幸せにするために働こう! と、お金の「稼ぎ方」「貯め方」「使い方」を書いていて、びっくりするほど多くの方にお求めいただいている。
担当編集者は、あの『ユダヤ人大富豪の教え』を世に送り出したカリスマ編集者だ。

「人生はあなたが望んでいるようになります」

本田健という人は、『幸せな小金持ちへの8つのステップ』のなかで、そう言い切っていた。
12年前は疑っていたが、たしかにそうだった。と、いまになって思うのだ。