墾丁の休日、2日目。
東海岸のほうに行ってみた。
台湾の最南端は半島のように、先が細くなっているのだ。
いつもは、東海岸の佳楽水というサーフスポットに行くのだが(写真・右下)、
波も小さかったので、その先はどうなっているんだろうと探検気分で北上。
なぜか料金所があって、一人70元、駐車場代50元、徴収される。
車を降りると、お決まりのように、トラックのバスに乗せられて出発(写真・右上)。
どうやら海岸線を走り、いろんなものに似ている奇岩を見るツアーのようだ。
・・・が、カエル、ブタ、牛など
「うそッ、似てないでしょ」
と突っ込み満載。
運転手さんが、
「あれが、軍艦岩でーす!」(写真・左上)
と言っても
「あーーー」
と、みんなの鈍い反応。
(軍艦は比較的、似ているほうだった)
運転手さんもやる気がないのか、マイクをしながら、ときどき
「へっくしょいっ」
……とくしゃみを連発。
20人ほどの観光客のなかで、お腹がよじれるほど笑っていたのは、私一人だった。
10分ほど走ったところで、
「ここで、次のバスが車で待ってて」
と降ろされ、待つこと15分ほど。
これが、あまりにも寒くて、風が強くて、涙がぼろぼろ……。
ダウンジャケットが必要だと思ったぐらい。
台湾の西側では、海水浴をしていたのに、
東側と西側では、20度近く、ちがうんじゃないだろうか。
温度差があると、強風が発生するというのを肌で感じた奥深き台湾の気候。
(写真・左下)南台湾でときどき見る、穴がぼこぼこ空いた岩。
火山の爆発でできているのだろうか。
まるで芸術のよう。